新生児の体重が減って不安なママへ|うんちやおしっこによる体重変動とは
赤ちゃんの体重をこまめにチェックしていると、「昨日より減ってる…大丈夫かな?」と心配になること、ありますよね。
特に新生児期は、ほんのわずかな排泄でも体重に影響します。この記事では、新生児の体重が減る原因や、正常な変動範囲、心配すべきケースまでをわかりやすく解説します。
新生児の体重が減るのは普通のこと?
結論から言うと、新生児の体重が一時的に減るのはごく自然なことです。生後すぐの赤ちゃんは、体内にたまった水分を排出することで体重が一時的に減少します。
この現象は「生理的体重減少」と呼ばれ、出生時体重の5〜10%の減少であれば心配はいりません。
うんちやおしっこで体重はどのくらい変わる?
新生児は体がとても小さいので、ちょっとした排泄で体重が変化します。
- 1回のうんち:約5〜30g
- 1日の排泄量:うんち+おしっこで100g近くになることも
体重が「昨日より50g減ってる!」ということもありますが、それがうんちやおしっこのせいならば問題ありません。
生理的体重減少とは?
赤ちゃんは生まれてすぐ、以下の理由で体重が減ります:
- 体内にたまった水分の排出
- 便(胎便)の排出
- 母乳・ミルクの飲み始めによるエネルギー消費
この生理的体重減少は、通常生後3〜5日目に底を打ち、10日〜2週間で出生体重に戻るのが目安です。
体重が増えないときのチェックポイント
次のようなポイントを確認しましょう:
- 母乳やミルクを1日8回以上飲んでいるか
- うんちやおしっこがしっかり出ているか
- 赤ちゃんが元気に泣き、寝て、起きているか
また、体重の測定は毎日するよりも数日〜1週間単位で見ていくのがおすすめです。
いつ相談すべき?医師に見せたほうがよいサイン
以下のような場合は、念のため医師や助産師に相談をしましょう。
- 生後10日を過ぎても出生時体重に戻らない
- 1日の体重増加が10g以下の日が続く
- 授乳の回数や量が明らかに少ない
- 赤ちゃんがぐったりしている、元気がない
「少しでもおかしいかも?」と感じたら、遠慮せずに相談することが大切です。
まとめ|体重の変化は自然なこと。焦らず見守ろう
新生児の体重が減る原因は、うんちやおしっこ、生理的体重減少など自然なことがほとんどです。
ポイントは、
✅ 体重は一時的に減ってもOK
✅ 授乳と排泄がしっかりしていれば心配なし
✅ 測定は長い目で見て、焦らず見守る
赤ちゃんの体重の増減は、体が元気に働いている証でもあります。不安になりすぎず、気になることがあれば専門家に相談しながら、赤ちゃんの成長を見守っていきましょう。
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