母乳のあとに赤ちゃんがすぐ泣くのは、母乳不足だけが原因ではありません。赤ちゃんの気持ちや体のサイン、満足しているかのチェック方法と対処法を解説します。
でも、母乳後に泣く理由は、必ずしも「お腹が空いているから」だけではありません。
この記事では、母乳後にすぐ泣く原因と、ママができる対処法についてわかりやすくまとめました。
母乳を飲んだのにすぐ泣く…主な原因とは?
母乳のあとに泣くのは、実は以下のような理由が考えられます。
- まだお腹がいっぱいではない
母乳量が少なかったり、飲み残しがある可能性があります。 - ゲップが出なくて苦しい
お腹に空気がたまって不快なときに泣くことがあります。 - うんち・おならが出そう
お腹の張りや便意で泣くケースも。 - 眠い・抱っこしてほしい
甘えたくて泣く「眠たい&安心したい」サインかも。 - 飲み方が浅くてうまく飲めていない
浅吸いだと母乳がしっかり飲めていない場合もあります。
母乳が足りているかのチェック方法
「足りてるかどうか」を判断するには、以下のポイントをチェックしましょう。
- 1日6回以上のおしっこが出ている
- うんちの色や回数が安定している
- 赤ちゃんが一定時間よく眠れている
- 体重が週に150〜200gほど増えている(目安)
これらが当てはまれば、母乳はおおむね足りていると考えられます。
母乳のあと泣くときの対処法
赤ちゃんの様子を見ながら、次の方法を試してみてください。
- まずはゲップをさせる
授乳後はしっかり縦抱きしてトントン。出なくても数分は抱っこして。 - 抱っこで安心させる
泣くのは「抱っこして」のサインかもしれません。 - おむつを確認
おしっこやうんちで不快に感じていることも。 - 再度授乳してみる
頻回授乳になることも。母乳は「欲しいときにあげてOK」です。
母乳育児は、リズムが整うまで個人差があります。
泣いた=母乳が足りない、とは限らないので、赤ちゃんの全体の様子を見ることが大切です。
ママ自身が疲れているときは?
頻回授乳や泣き続ける赤ちゃんに付き合うのは、とても体力も気力も必要です。
・無理せずミルクを併用するのもアリ
・家族に抱っこをお願いする
・母乳外来や助産師さんに相談する
母乳育児は「完璧」でなくて大丈夫。
赤ちゃんもママも心地よく過ごせる方法を選んでくださいね。
まとめ|泣くのは「満足してない」以外にも理由がある
- 母乳のあとに泣くのは、お腹だけでなく不快感や甘えのサインかも
- おしっこ・うんち・体重で母乳が足りているかチェック
- 抱っこ・ゲップ・追加授乳などで様子を見てOK
ママの不安が少しでも軽くなりますように。
あなたのペースで、ゆったり育児を楽しんでいけますように。
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